間が悪い、やら、間尺に合わない。
と云いますが、ほんのわずか前(数十年単位)の
表具の寸法は、今の感覚からすると、間が抜けた
感じがするものを見掛けます。
画像のように、左が改装前で、ずいぶんと長い。
裂も好きではないので、好みの裂で好みの寸法に。
小股の切れ上がった(悪く云えば、寸詰まり)仕
上がりです。
何れ、この寸法も時代に合わぬようになるのでしょ
う。何より、掛物が無くなるやもしれません(もう
既に、掛物はいらない時代です…掛物屋にとって
命を絶たれる様な話ですが、抗うことなく受け止
めます)。
来月か再来月、懸案の hp gallery 更新をします。
一昨年から改める予定が、今頃に…
面倒なので、やっぱりやめるのかもしれません。